エコーの電池レス送信システム
廃棄される300万個の電池
これをなんとかしたい!
私たちの主力製品は「呼び出しチャイム」。テーブルの呼び出しボタンを押せば、コールしたテーブルの番号をバックヤードに表示するあの機器のこと。そのトップクラスメーカーとして、全国の飲食店やサービス施設などに数多く納入してきました。
呼び出しボタンの中には様々な電池が入っていて、その電力で無線信号を飛ばします。やがて電池は交換時期を迎え、廃棄される。その数なんと日本全国で年間およそ300万個(!)と言われています。これをなんとかできないものか?
また、電池が消耗すると「押したのに信号が飛ばない」といったトラブルが発生する場合があるほか、電池を出し入れする蓋のすき間から水分などが入り込み故障の原因となるなど、電池を使わねばならないがゆえの、様々な問題を抱えていました。
「なんとか電池レスのシステムを開発できないか…」
それが機器メーカーとしての、私たちの長年の課題でした。
世の中の「あらゆるリモコンから
電池が消える日」を目指して
そんな想いを胸に、多くの試行錯誤を重ね開発に成功した「電池レス通信システム(自己発電/通信モジュール)」は、飲食店などでの呼び出しシステムにとどまらず、様々な応用の可能性を秘めています。
【特徴】
●内臓のマイコンで16の8乗(約42億9500万通り)のID管理が可能
●0.001秒の超高速通信を実現
●「押す・戻る」の1つの動作で2回通信可能
●半永久的に使用可能
独自の機能を活用することで、トイレ洗浄機や照明などのリモコン、工場や倉庫などの通信システムなどへの応用展開も可能です。
現在では、このシステムにサブギガ帯の特定小電力を取得しましたので、さらに広範な用途への展開が期待されます。
「世の中のあらゆるリモコンから電池を無くす」─ エコー総合企画は、エネルギーハーベスティングシステムを活用した無線通信の可能性に挑み続けます。
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